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外相会見さらにオープン化 団体加盟社以外も参加可能に(J-CASTニュース)

 岡田克也外相は2010年1月8日、大臣と副大臣の定例記者会見について、参加資格を拡大すると発表した。これまでは日本新聞協会や日本雑誌協会など外務省が指定した報道団体に加盟するメディアとその媒体に記事を提供しているフリー記者のみに参加が認められていた。今後はそれらの報道団体に加盟していないメディアも、媒体としての実績に応じて会見に参加できるようになった。09年9月に他の省庁にさきがけて実施された「記者会見のオープン化」がさらに広がった。

 岡田外相は8日の会見の冒頭で

  「記者会見をオープン化してからほぼ3か月ということで、この会見も非常に定着してきたかと思うが、その間、いろいろ要望もいただいたので、さらに参加対象を拡大することにした」

と述べ、新しい参加資格を発表した。日本新聞協会や日本インターネット報道協会など外務省が指定する報道団体に加盟していなくても、「発行する媒体の目的、内容、業績等に照らし、それらのいずれかに準じると認め得る者」と認定されれば、会見に参加できる。また、日本専門新聞協会と地方新聞協会に加盟している新聞社も参加資格が認められた。

 ただ、「媒体の内容や業績等に照らし」という基準はあいまいだ。会見では「インターネットのブロガーも入るのか」という質問も出たが、岡田外相はやや迷いながら、「ブロガーをここに含めるとは必ずしも思っていない」と答えた。

■「政治家の哲学や思想を引き出せれば面白い」

 今回の「オープン化」拡大によって、日本雑誌協会に加盟していない雑誌『週刊金曜日』も大臣会見に参加できるようになった。同誌の伊田浩之さんは、

  「昨年10月から参加したいと意思表明して外務省とやりとりしていたが、なかなか最終的な返事がもらえなかった。12月になって岡田外相の事務所に質問状のファクスを送ったら、外務省から『会見に参加できるように基準を見直したい』との回答があり、ようやく今年の1月7日、つまり昨日の夜に『参加可能』との返事がもらえた」

とこれまでの経緯を説明。外務省とのやりとりはブログや雑誌の編集後記にも掲載していたので、「その影響もあったのかな」という。初めて参加した外相会見については、

  「ニコニコ動画などからざっくばらんな質問も出るなかで、岡田さんはジョークを口にしたりして、本音がかいまみられるように感じた。オープン化によって記者会見の質も変わってきているのではないか。新聞や通信社の記者はどうしても目先のちょっとした動きに敏感になってしまう。クラブ外の記者たちが、長い目で見た動きやそれを支える政治家の哲学や思想を引き出せれば面白いだろう」

と評価していた。


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